プレスダウンは間違いがめちゃ多い??
こんにちわ!筋トレ基礎の川崎です!!
今回はプレスダウンについて話していきたいと思います。
プレスダウンというのはケーブルで行う上腕三頭筋をターゲットにした種目ですね。
この種目も色々ポイントはあるのですが、一つ今回あげるのは「肘を張って外側頭を狙う」というのは無理だし良くない。という話です笑
上腕三頭筋は3頭という位なので下のような3つのヘッドがあります。
内側頭(短頭)
外側頭(短頭)
長頭
この中で長頭のみ肩関節もまたぐ2関節筋で、短頭は肘関節しか跨がない単関節筋です。
なので短頭は肘関節の伸展の作用のみ。長頭はそれプラス肩関節の伸展の作用があるという違いがあります。
今回の「肘を張って外側頭を狙うのが無理」という話しですが、今回これを取り上げた理由としてはユーチューブやSNSなどで「肘を張って行うことにより外側を狙っています」と言っているのをちょくちょく見かけるからです。
これはかなり現実的ではないと思います。
なぜなら肘関節(腕尺関節)は1軸性の関節で屈曲伸展の一方向しか可動できません。肘を外側に張ったところで肘の動く向きも変わるので外側をメインに狙う。ということはできないわけです。(内側頭と鍛え分けできないということ)
さらに肘を外側に張って重い重量などを行っている人で多いのが肩関節の内転も入ってしまっていること。
こうなると大胸筋下部も使用しながらのプレスダウンになってしまいます。
なので!プレスダウンではしっかりと肘を閉じて行うのがやはり良いやり方だと思います。
何かと鍛えわけをしようと思う人は多いですが、鍛えわけできるものできないもの、そもそもする必要あるか?なども考える必要もあるかと思います。
どこかで紹介しますが、上腕三頭筋も長頭と短頭の鍛えわけはある程度できます。
この辺りは長頭が肩関節のみが肩関節も跨いでいることが関係してきます。
今回は「プレスダウンで肘を張っても外側に効くとは考えずらいよ!しかも大胸筋使いやすくもなるよ!」という話でした笑
最後まで読んでいただきありがとうございました!